TikTokでバズる時間帯を解説|投稿時間の分析方法や予約投稿についても
TikTokは気軽に閲覧できることから10~20代を中心にユーザーが増えており、拡散力も高いサービスです。TikTokで動画をバズらせる方法を知れば、アカウントの認知度を高めることができ、収益化にもつなげられます。
そこで本記事では、TikTokでバズりやすい時間帯を平日・土日祝日に分けて解説しています。またベストな投稿時間を分析する方法や、バズる時間帯を狙いやすい予約投稿についても紹介していますので、TikTokを有効に活用したい方はぜひ最後までご覧ください。
TikTokでバズる時間帯
TikTokでバズるためには、アクティブユーザーの多いタイミングに合わせて動画を投稿する必要があります。投稿後の再生回数や「いいね」などの反応の数により、動画が評価されおすすめに表示されやすくなるからです。
バズりやすい時間帯は平日と土日祝日で異なるため、2つに分けてそれぞれ紹介します。
平日でバズる時間
平日でバズりやすいのは、以下5つの時間帯です。
- 通勤通学中の7~9時
- ランチタイムの11~13時
- 学生が帰宅する15~18時
- 仕事終わりの16~19時
- 就寝前の22~0時
それぞれの時間帯について詳しくみていきましょう。
通勤通学中の7~9時
7時から9時は多くの人が通勤や通学をしている時間帯で、TikTokを視聴しながら移動する学生や社会人がたくさんいます。視聴者が多いのに対して投稿は少ないため、おすすめに表示されやすいのが特徴です。
また朝バズった動画は昼頃にもおすすめに表示されやすいというメリットもあるため、午前中に投稿するならこの時間帯を狙いましょう。
ランチタイムの11~13時
11時から13時は多くの学生や社会人のランチタイムに当たります。休憩中にスマートフォンを触る人が多く、TikTokのアクティブユーザーも増える時間帯です。
また自宅にいる主婦も午前中の家事を終えて昼食を摂る時間のため、様々な層が視聴し、バズる動画のジャンルも幅広いといえるでしょう。
学生が帰宅する15~18時
15時から18時は学生が帰宅する時間です。中高生の視聴が増えるため、若年層に向けた動画を投稿したい人はこの時間帯を選ぶとよいでしょう。
友人と一緒にTikTokを観る若者も多く、ダンス動画など、特に女子高生向けの投稿がバズりやすい傾向にあります。
仕事終わりの16~19時
16時から19時は、社会人が仕事を終えて帰宅する時間です。このうち学生の帰宅時間とも一致する16時から18時はゴールデンタイムとも呼ばれ、特にアクティブユーザーが多くなります。「いいね」やコメント、シェアなどのエンゲージメントも増えやすい時間帯です。
また仕事や学校のスケジュールに縛られないこの時間帯は、新たな動画を検索する人も増えます。ハッシュタグを上手に活用して投稿するとよいでしょう。
ただし投稿する人も多い時間帯のため、ユーザーの目を引くようなインパクトのある動画を作成する必要があります。
就寝前の22~0時
22時から0時は多くの人が眠りにつく前にリラックスできる時間帯です。日中と比較してTikTokを視聴する人の数が多くなる傾向にあり、視聴時間も長いのが特徴です。新たに動画を探すというよりは、おすすめに出てきた動画を次々と視聴する人が多いでしょう。
夕方と同様に投稿数も多いことから競争率も高い時間帯ですが、学生や社会人だけでなく様々な人が視聴しているため、幅広い層にリーチしたい場合にはこの時間を選ぶのがおすすめです。
土日祝日でバズる時間
土日祝日は起床時間が遅かったり、ゆっくりと朝を過ごしたりする人が多い傾向にあります。バズりやすい時間帯は以下の通りです。
- ランチタイムの11~14時
- 就寝前の23~1時
ランチタイムの11~14時
土日祝日もランチタイムには多くの人がTikTokを視聴しています。平日と比較して、ゆったりと過ごしているユーザーが多く、一週間の中でも特に閲覧者が多い時間帯となっています。朝の時間帯ではなく、この時間帯に視聴者が集中する傾向があり、認知度向上やブランディングに最適です。
休日のこの時間帯は、ゆっくりと食事を楽しみながら、あるいは休憩時間にTikTokを視聴する人が増加します。そのため、じっくりと動画を見てもらえる可能性が高く、エンゲージメント率も上がりやすい特徴があります。
就寝前の23~1時
土日祝日も就寝前は視聴者が増えるため、バズりやすい時間帯です。23時から1時と平日よりも遅めの時間にアクティブユーザーが多い状態が続きます。
特に土曜日の23時頃は、外出から帰宅して一日の締めくくりとしてTikTokを楽しむ人が多く、エンターテインメント性の高いコンテンツがバズりやすいです。日曜の夜も視聴者数は多めですが、翌日に仕事や学校が控えている人が多いため、視聴やアクションはやや少なくなる傾向にあります。
TikTokがバズるかどうかは曜日で変わる
TikTokは投稿する曜日によってもバズりやすさが変わります。以下にバズりやすい曜日とバズりにくい曜日をそれぞれ紹介しますので、曜日によるユーザーの傾向を掴みましょう。
金曜日と土曜日はバズりやすい
金曜日と土曜日は次の日が休日にあたることが多く、自由な時間にリラックスしてTikTokを視聴するユーザーが増えます。特に視聴者が多いのは就寝前の時間帯で、エンタメ系の動画が好まれるのが特徴です。
動画の再生回数とともに「いいね」などの反応も増え、エンゲージメント率が高くなります。このタイミングで注目を集めることができれば続く休日にもバズりやすくなるため、ぜひ活用してみてください。
月曜日と水曜日はバズりにくい
一週間がスタートする月曜日と、週の真ん中に位置する水曜日はバズりにくい曜日です。リラックスできる休日前とは反対に、時間的にも心理的にも余裕のないユーザーが多い曜日に当たるからです。
動画に対するリアクションも少ないため、エンゲージメント率も低くなる傾向にあります。しかし同時に投稿する人も減るため、ライバルが少ないことを活かして投稿するのもよいでしょう。
TikTokでバズりやすい投稿時間帯を見極めるには
アクティブユーザーが多い時間帯に投稿したとしても、自身のターゲット層が視聴する時間から外れていれば動画はバズりにくいでしょう。
時間帯を意識して投稿してみたもののバズらないという人は、TikTokのインサイト機能を活用し、フォロワーの傾向を分析しましょう。以下に方法をご紹介します。
インサイトの確認方法
TikTokでは、個人アカウントでもインサイト機能を使って投稿を分析することができます。以下の手順でインサイトを表示させましょう。
- プロフィール画面右上の「三」ボタンをタップする押す
- 「TikTok Studio」を選択する
- 画面上に表示される「インサイト」横の「すべて見る」をタップする
これでインサイトを確認することができます。
なおビジネスアカウントでは、より詳細なデータ分析を行えます。個人事業主や法人の方は、ぜひ下記の記事からビジネスアカウントへの切り替え方法をご確認ください。
関連記事:TikTokのビジネスアカウントとは?メリット・デメリットや切り替え方法を解説
インサイトでバズりやすい時間帯を分析する方法
インサイトを表示したら、上部のタブから「視聴者数」を選択しましょう。このタブでは以下のようなデータを確認できます。
- 選択した期間での総視聴者数/新規視聴者数
- 視聴者の性別/年齢/位置情報
- もっともアクティブな時間帯
- 視聴者が視聴した他のクリエイター
- 視聴者が視聴した他の投稿
なかでも「もっともアクティブな時間帯」では、日付ごとにアクティブな時間帯を表示させることができ、投稿時間帯を特定するヒントとなります。
客観的なデータを根拠にベストな時間帯を探せるため、効率的な運用に役立つでしょう。
TikTokでバズる時間に投稿するなら予約投稿が便利(ビジネスアカウントのみ)
TikTokをビジネスアカウントで運用している方は、ぜひ予約投稿機能も活用しましょう。
予約投稿はアプリ版のTikTokからは利用できないため、ブラウザからログインする必要があります。手順は以下の通りです。
- ブラウザ版のTikTokにログインする
- 画面上部の「アップロード」をクリック
- 動画を選択し、投稿に必要な項目を入力
- 「動画を投稿予約」をオンにする
- ポップアップで「予約投稿用に動画を保存しますか?」と表示されたら「許可する」をクリック
- 投稿したい日時を選んで「投稿予約」をクリック
これで予約投稿は完了です。10日先まで予約可能なので、ぜひ活用してください。
TikTokでバズるためにはターゲットの分析が重要
TikTokではユーザーがアクティブな時間帯を選んで投稿することで、動画がバズりやすくなります。動画のターゲット層に合わせた分析も行い、適切な時間帯に投稿しましょう。TikTokの予約投稿機能も活用すれば、より効率的に運用できます。
またTikTokの再生回数を増やすためには、同時にSNSからの流入も狙いましょう。そこで役立つのが、リンクまとめサービス「VLINK(ブイリンク)」です。
VLINKを使えば
- TikTokの動画へのリンクも1つのページにまとめられる
- 見やすいプロフィールリンクで、読者へリンク先を紹介できる
- 視聴してもらいたい動画を簡単にシェアできる
VLINKを活用し、SNSのプロフィールリンクから、あなたのTikTokをより多くの人に視聴してもらいましょう。
インフルエンサーマーケティングに役立つ情報を掲載するメディア『VLINK MAG』の編集部です。