
インフルエンサーキャスティングとは?代表的な企業や成功のコツを解説

SNSマーケティングの重要性が高まるなか、多くの企業がインフルエンサーを活用したプロモーションに注目しています。
そこで本記事では、インフルエンサーキャスティングの基礎知識から代表的な企業、成功のコツを詳しく解説。メリット・デメリットも解説しているので、自社のマーケティング戦略にインフルエンサーキャスティングを取り入れるかどうかの判断材料としてご活用ください。
インフルエンサーキャスティングとは
インフルエンサーキャスティングは、企業のマーケティング活動において、商品やサービスのプロモーションに最適なインフルエンサーを選定し、起用するサービスです。
インフルエンサーキャスティング会社は、企業とインフルエンサーの間に立ち、プロモーション全体のコーディネートを行います。具体的には、以下がサービス内容に含まれていることが多いです。
- 企業の要望やターゲット層に合わせたインフルエンサーの選定
- 契約条件の交渉
- 投稿内容の確認
- 効果測定
インフルエンサーキャスティング会社に依頼するメリット
インフルエンサーキャスティング会社に依頼することで、企業は様々な面でメリットを得ることができます。
以下4点のメリットについて詳しくみていきましょう。
- ブランドや商品イメージに最適なインフルエンサーを選定してもらえる
- マネジメントから効果測定まで一貫して対応してもらえる
- プロモーション方法の提案やアドバイスを受けられる
- 炎上・トラブルを未然に防ぐ対策をとってもらえる
ブランドや商品イメージに最適なインフルエンサーを選定してもらえる
インフルエンサーキャスティング会社に依頼する最大のメリットは、企業のブランドイメージや商品特性を深く理解したうえで、最適なインフルエンサーを選定してもらえる点です。
インフルエンサー市場の拡大に伴い、インフルエンサーの数も右肩上がりに増加しており、その中から自社に合うインフルエンサーを探すのは簡単なことではありません。特に初めてインフルエンサーマーケティングを実施する企業にとって、プロにインフルエンサーを選定してもらえることは大変大きなメリットといえるでしょう。
選定はインフルエンサーのフォロワー属性や投稿の質、過去の実績など、多角的な視点から行われるため、安心して任せることができます。
マネジメントから効果測定まで一貫して対応してもらえる
マネジメントから効果測定まで一貫して対応してもらえる点も、インフルエンサーキャスティング会社に依頼するメリットです。
自社でインフルエンサーマーケティングを実施する場合、インフルエンサーとの契約交渉から投稿スケジュールの管理、コンテンツの確認や効果測定までを行うことになることから、担当者の負担が大きくなりがちです。
キャスティング会社に依頼することで、企業側は本来の業務に集中しながら、効果的なインフルエンサーマーケティングを展開することができます。
プロモーション方法の提案やアドバイスを受けられる
インフルエンサーキャスティング会社に依頼することで、プロモーション方法の提案やアドバイスを受けられる場合もあります。
投稿のタイミングや商品・サービスの特徴を最大限に活かすための訴求方法など、専門的なアドバイスを受けられることから、SNS運用の知識がない企業でも安心して施策に取り組めるでしょう。
炎上・トラブルを未然に防ぐ対策をとってもらえる
インフルエンサーマーケティングは、広告感がなくユーザーに受け入れられやすい、拡散が期待できるなどのメリットがある一方で、炎上やトラブルなどのリスクも無視できない存在です。そこでインフルエンサーキャスティング会社では、プロモーション実施における様々なリスクに対して、以下のような予防策を講じています。
- 投稿内容の事前チェック(景品表示法や医薬品医療機器等法などの関連法規に違反していないか、炎上リスクのある表現ではないか、広告表記は適切にされているかなど)
- インフルエンサーへの指示・指導
- トラブル発生時の対応体制の整備
このような管理体制があることで、企業は安心してインフルエンサーマーケティングに取り組むことができるでしょう。
インフルエンサーキャスティング会社に依頼するデメリット
インフルエンサーキャスティング会社の活用には、いくつかのデメリットが存在します。以下では、企業がキャスティング会社に依頼する際に考慮すべき2つのデメリットについて詳しく解説します。
- 直接依頼と比較すると高額になる
- インフルエンサーと直接コミュニケーションがとれない
直接依頼と比較すると高額になる
インフルエンサーキャスティング会社に依頼する最大のデメリットは、直接依頼する場合と比較して費用が高額になる点です。
自社からインフルエンサーに直接依頼する場合、発生する費用はインフルエンサーへの報酬や交通費、送料などの諸費用のみです。しかしインフルエンサーキャスティング会社を介した場合は、インフルエンサーへの報酬に加えて仲介料やサービスの利用料が発生します。
またキャンペーンの規模が小さい場合でも最低出稿金額が設定されていることが多く、小規模なプロモーションには費用対効果の面で課題となることも。予算が限られている企業や小規模企業にとっては、この費用面での負担が大きな障壁となるケースが多くみられます。
インフルエンサーと直接コミュニケーションがとれない
インフルエンサーキャスティング会社を介して依頼すると、インフルエンサーとは直接コミュニケーションをとれません。すべてのやり取りがキャスティング会社を通じて行われるため、細かな調整や急な変更への対応に時間がかかる場合があります。
また投稿内容の微調整や撮影方法の具体的な指示などが伝わりにくく、齟齬が生じる可能性も。キャスティング会社との打ち合わせは丁寧に行い、スケジュールにも余裕をもって進めることが重要です。
インフルエンサーキャスティングを依頼できる会社
ここでは、代表的なインフルエンサーキャスティング会社を紹介します。
Influencer Japan|株式会社ハーマンドット
▲出典:Influencer Japan
「Influencer Japan」は、株式会社ハーマンドットが運営するディレクション型インフルエンサーキャスティングサービスです。
国内210万人、海外9,000万人を超える業界最大級のインフルエンサーネットワークを持っており、それぞれの業界に特化したインフルエンサーに自社をPRしてもらえます。
「フォロワー数×1円〜4円」と低価格で依頼できることから、コストパフォーマンスを重視する企業に向いているキャスティング会社といえるでしょう。
Find Model|ソーシャルワイヤー株式会社
▲出典:Find Model
「Find Model」は、ソーシャルワイヤー株式会社が運営するディレクション型インフルエンサーキャスティングサービスです。
最大の特徴は、10,000人以上の登録インフルエンサーと3.2億人を超える総リーチ数を誇る豊富なネットワークです。テレビ出演多数の芸能人から、ニッチな分野で影響力を持つマイクロインフルエンサーまで、幅広いキャスティングが可能となっています。
初期費用・月額費用が発生しないうえ、フォロワー単価1.5円~と低価格帯で依頼できるのも嬉しいポイントです。
LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE|リデル株式会社
▲出典:LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE(LIW)
「LIDDELL INFLUENCER WORKSPACE(LIW)」は、リデル株式会社が運営するインフルエンサーマーケティングプラットフォームです。
認知獲得から購入、ファン化までを一元管理できる5つの機能を有しており、蓄積したデータをもとに施策の状態を見える化してくれます。専任の担当者によるサポートも受けられるため、データ分析や他社事例の共有だけでなく、適切なインフルエンサー選定なども一任できます。
SNSマーケティングの経験が少ない企業や、戦略に関する相談を行いたい企業におすすめのサービスです。
Castbook|バリューコマース株式会社
▲出典:Castbook
「Castbook」は、バリューコマース株式会社が運営するインフルエンサーマッチングプラットフォームです。
最大の特徴は、インフルエンサー登録に高基準の審査を設けていることです。厳格な審査により質の高いインフルエンサーのみが登録されているため、企業は安心して商品やサービスのPRを依頼することができます。
インフルエンサーの選定においては、登録キャスト全体に案件を掲載する「公募案件」とリストから希望に合うインフルエンサーを選出する「指名案件」があり、希望に合わせて企業のニーズに合わせて柔軟な選定方法を選ぶことができます。
また米国基準のサービスクオリティで運営されている点も、Castbookの強みです。ステルスマーケティングの防止や適切な広告表示の徹底など、コンプライアンスを重視した運営を行っています。
インフルエンサーキャスティングを成功させるコツ
インフルエンサーキャスティングを効果的に実施するためには、事前の準備が不可欠です。ここでは、成功につながるポイントについて具体的に解説します。
商品やサービスのターゲット層を明確に定義する
インフルエンサーキャスティングを成功させるためには、商品やサービスのターゲット層を明確に定義することが大切です。単に年齢や性別といった基本的な属性だけでなく、ライフスタイルや価値観、購買行動などの詳細な特徴を把握しましょう。
例えば20代後半の女性をターゲットとする場合でも、「仕事と育児の両立に悩む共働き層」なのか、「美容や健康に関心が高い独身層」なのかによって、適切なインフルエンサーの選定基準は大きく異なってきます。ターゲット層の生活習慣やSNSの利用傾向、情報収集方法なども含めて、できるだけ具体的に定義することが望ましいです。
また、商品やサービスの特徴とターゲット層のニーズとの関連性も明確にする必要があります。どのような課題や悩みを解決できるのか、なぜその商品やサービスが選ばれるべきなのかという価値提案をターゲット層の視点から整理することで、より説得力のあるプロモーション展開を行えるでしょう。
インフルエンサーのフォロワー数以外の指標にも注目する
インフルエンサーを選定する際は、フォロワー数以外の指標も総合的に評価しましょう。特に注目すべきなのが、エンゲージメント率(投稿に対するいいね数やコメント数の割合)です。フォロワー数が多くても、エンゲージメント率が低いインフルエンサーでは効果的なプロモーションは期待できません。
またキャスティング会社からインフルエンサーを推薦された際は、以下の要素も合わせて確認することをおすすめします。
- フォロワーの質:フォロワーの年齢層や興味関心、居住地域などの属性がターゲット層と合致しているか
- フォロワーとのコミュニケーションの質:コメントへの返信率やフォロワーとの対話の内容は適切か
- 投稿内容の質:投稿の頻度や内容の質、表現スタイルなどが企業のブランドイメージに合致しているか
適切な準備でインフルエンサーキャスティングを成功させよう
インフルエンサーキャスティングは直接契約よりも高額となりますが、その分受けられるメリットも多くなります。キャスティングを行う企業を比較検討し、自社に合う企業を見つけましょう。
なおインフルエンサーを起用した広告を打つなら、自社のSNSアカウントの整備も必要です。インフルエンサーの投稿から興味を持ったユーザーが自社のSNSを訪れた際に、情報が散在していては効果が半減してしまいます。
そこでおすすめなのが、リンクまとめサービスの活用です。リンクまとめサービス「VLINK(ブイリンク)」なら、自社のSNSをまとめたページを作成でき、Instagram、TikTok、YouTubeなど複数のSNSコンテンツを一元管理できます。
VLINKを活用して、インフルエンサーマーケティングをより効果的に展開しましょう。

インフルエンサーマーケティングに役立つ情報を掲載するメディア『VLINK MAG』の編集部です。