Instagramで予約投稿をする方法|メリットやできないときの対処法も
Instagram(インスタグラム)は、ビジネスや個人のブランディングに欠かせないSNSプラットフォームです。しかし、毎日決まった時間に投稿するのは難しく、効率的な運用に悩む方も多いでしょう。
そこで注目したいのが「予約投稿」機能です。本記事では、Instagramでの予約投稿方法やそのメリット、さらに予約投稿ができない場合の対処法までを詳しく解説します。これを活用して、より戦略的で効果的なInstagram運用を実現しましょう。
Instagramで予約投稿をする方法
Instagramで予約投稿をする方法として、ここでは、アプリから直接予約投稿する方法と、Meta Business Suiteを使用する方法を紹介します。
Instagramのアプリから投稿(プロアカウントのみ)
Instagramのアプリから直接予約投稿を行うには、まずプロアカウントに切り替える必要があります。プロアカウントに切り替えた後は、以下の手順で予約投稿が可能です。
- Instagramアプリを開き、投稿作成画面に進みます。
- 写真や動画を選択し、編集を行います。
- 「詳細設定」をタップし、「この投稿を日時指定」を選択します。
- カレンダーから投稿日時を選択します。
- 「日時指定」をタップして完了です。
公式アプリからは、最大28日後までの予約が可能です。ただし、投稿時間は現在時刻から20分以降に設定する必要があります。
Meta Business Suiteから投稿
Meta Business Suiteを使用すると、より詳細な設定で予約投稿が可能になります。以下の手順で行うことができます。
- Meta Business Suiteにログインします。
- ホーム画面もしくは、プランナー、コンテンツから「投稿を作成」をクリックします。
- 投稿内容を入力し、画像や動画をアップロードします。
- 「スケジュールオプション」を選択し、投稿日時を設定します。
- 「日時を指定」をクリックして完了です。
Meta Business Suiteを使用すると、フィード投稿だけでなくリールやストーリーズの予約投稿も可能です。また複数のアカウントを一括管理したり、詳細な分析データを確認したりすることもできます。
Instagramで予約投稿を行うメリット
ここでは、予約投稿を行うことで得られる主なメリットについて詳しく解説します。
投稿をストックしてネタ切れを防止できる
予約投稿機能を使うことで、投稿内容を事前に準備し、ストックしておくことができます。忙しい日やアイデアが浮かばない日でも安定した投稿頻度を維持できることから、投稿の停滞を防止できるでしょう。
また季節のイベントや商品の発売日に合わせた投稿を事前に準備できる点もメリットです。このようにまとまった時間を使って複数の投稿を作成することで、クオリティの高い内容を維持しやすくなります。
毎日同じ時間に投稿できる
予約投稿機能を活用すると、毎日決まった時間に投稿することが可能になります。毎日決まった時間に投稿することで、下記のようなメリットを得られるでしょう。
- フォロワーに投稿のタイミングを認識してもらいやすくなる
- Instagramのアルゴリズムにおいて有利に働く可能性がある
- エンゲージメント率の向上が期待できる
定期的な投稿は、フォロワーとの関係性構築に役立ち、アカウントの認知度向上にもつながります。
PCから投稿できる
Meta社が提供するクリエイタースタジオやMeta Business Suiteを使用することで、PCからInstagramの投稿を予約することができます。特に画像編集や長文の作成が必要な投稿において大きなメリットとなるでしょう。
投稿の質と効率を同時に向上させたい方にとって、予約投稿は魅力的な機能といえます。
チームでミスや誤情報をチェックできる
予約投稿機能を使用することで、投稿内容をチームで事前にチェックする時間的余裕が生まれます。
投稿前に複数の目でコンテンツをチェックすれば誤字脱字や事実誤認、不適切な表現などを事前に発見できますし、法的な問題や著作権侵害のリスクも軽減できるでしょう。結果として、アカウントの信頼性と質の向上につながります。
Instagramの予約投稿ができないときの対処法
Instagramの予約投稿機能は便利ですが、時々問題が発生することがあります。以下に、予約投稿ができない場合の主な対処法をご紹介します。
プロアカウントに切り替える
予約投稿機能はプロアカウント(ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウント)専用の機能です。個人アカウントをお使いの場合は、まずプロアカウントへの切り替えができているか確認しましょう。
アプリのバージョンをアップデートする
予約投稿機能が正常に動作しない原因の一つに、アプリのバージョンが古いことが挙げられます。App StoreやGoogle Play Storeで最新バージョンが利用可能かチェックし、アップデートがある場合は実行してから試すようにしましょう。
ネットの接続環境を見直す
不安定なインターネット接続も予約投稿が失敗する原因となります。Wi-Fiや携帯電話のデータ通信の接続状況を確認し、安定した環境で操作を行ってください。接続が不安定な場合は、Wi-Fiとモバイルデータを切り替えてみるのも効果的です。
データ使用量の軽減をオフにする
スマートフォンの設定で「データ使用量の軽減」機能がオンになっていると、予約投稿機能が正常に動作しない場合があります。設定アプリから「データ使用量」や「モバイルデータ」の項目を探し、Instagramのデータ使用量の軽減をオフにしてみてください。これにより、予約投稿機能が正常に動作する可能性が高まります。
投稿時間は現在時刻から20分以降にする
Instagramの予約投稿機能には投稿時間に関する制限があり、現在時刻から20分以内の時間を指定すると、予約投稿が設定できません。予約投稿を設定する際は、必ず現在時刻から20分以降の時間を指定するようにしましょう。例えば、現在15:00の場合、最も早い予約投稿時間は15:20となります。
Instagramの予約投稿で効果を出すコツ
最後に、予約投稿機能を使って効果的な運用を行うためのコツを紹介します。
エンゲージメントの高い時間帯に合わせて投稿する
Instagramでは、投稿のタイミングがエンゲージメント率に大きく影響します。一般的に、平日の午前9時から午後1時、夜の20時から22時が効果的とされていますが、業界や対象ユーザーによって最適な時間帯は異なります。自身のアカウントのフォロワーが最もアクティブな時間帯を把握し、その時間に合わせて投稿をスケジュールすることが大切です。
例えば、グルメジャンルの発信であれば昼食前や夕食前の時間帯、ファッションジャンルの発信であれば仕事帰りの時間帯など、ターゲットユーザーの生活リズムを考慮して投稿時間を設定しましょう。また、曜日によっても最適な時間帯が変わる可能性があるため、定期的に投稿時間を見直し、調整することをおすすめします。
コンテンツカレンダーを作成して長期的な投稿計画を立てる
効果的なInstagram運用には、長期的な視点での計画が欠かせません。コンテンツカレンダーを作成することで投稿の一貫性を保ちつつ、多様なコンテンツをバランス良く配置することができます。具体的には、以下のような項目をカレンダーに記載すると良いでしょう。
投稿日時
コンテンツの種類(写真、動画、リール等)
投稿テーマやキャプション案
使用するハッシュタグ
キャンペーンやイベントの情報
インサイト機能を使って投稿のパフォーマンスを分析する
Instagramのインサイト機能では、投稿のパフォーマンスを詳細に分析できます。この機能を活用することで、どのような投稿がフォロワーに好まれているのか、どの時間帯にエンゲージメントが高いのかなど、貴重なデータを得ることができます。
具体的には、以下のような指標に注目しましょう。
リーチ数:投稿が表示されたユニークアカウント数
エンゲージメント率:投稿に対するいいね、コメント、保存の総数をリーチ数で割った値
フォロワー数の増減:投稿後のフォロワー数の変化
ウェブサイトクリック数:プロフィールのリンクがクリックされた回数
例えばエンゲージメント率が高かった投稿のテーマや形式を参考にする、リーチ数が低かった投稿の改善点を検討するというように、成功した投稿の特徴や改善が必要な点を把握し、改善に活かすことが大切です。
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Instagramの予約投稿は上手く活用することで、アカウントの成長に繋げられます。予約投稿機能を使い、効率的な運用を実現させましょう。
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