X(旧Twitter)の予約投稿手順を解説|失敗時の原因や注意点も
X(旧Twitter)は気軽に投稿でき、拡散力のあるSNSです。Xでの定期的な情報発信は、自身のアカウントの認知度を上げることや、商品やサービスのPRにもつながります。効率的に発信を継続するため、予約投稿の機能を活用したいと考える方も多いのではないでしょうか。
本記事では、X(旧Twitter)での予約投稿の方法をわかりやすく解説します。予約投稿でできないことや注意点もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
X(旧Twitter)の予約投稿はブラウザ版で利用可能
X(旧Twitter)の予約投稿は、ブラウザ版(Web版)のみで利用可能となっています。公式アプリからは、予約投稿機能を利用できません。
なお予約投稿を行える外部管理ツールも存在しますが、今回は設定の基本となる、X(旧Twitter)の公式ページから予約投稿を行う方法を解説します。
X(旧Twitter)の予約投稿のやり方
ここからは、予約投稿のやり方をみていきましょう。投稿を予約する手順から、設定後の確認や編集、取り消しの方法まで説明していますので、参考にしてください。
予約投稿の手順
まずは予約投稿の手順を紹介します。スマートフォンの場合はブラウザからX(旧Twitter)を開いて、自分のアカウントにログインしておきましょう。
- X(旧Twitter)のトップページで通常の投稿ボタンをクリック
- 投稿画面の下部にある設定ボタン(カレンダーと時計のアイコン)をクリック
- 投稿したい日付と時刻を選択したら右上にある確認ボタンをクリック
- 投稿画面に戻り予約投稿の日時が表示されるので確認して「予約設定」をクリック
これで予約投稿が完了しました。
予約投稿の確認・編集手順
予約投稿を設定した後に、内容の見直しや変更をしたいこともあるでしょう。その場合もブラウザ版を利用し、以下の手順で行います。
- 予約投稿の手順と同様に予約設定ボタン(カレンダーと時計のアイコン)をクリック
- 予約投稿があると画面下部に「予約投稿ポスト」と表示されるのでクリック
- 一覧で表示されている予約投稿のなかから、確認・編集を行いたい投稿をクリック
- 開いた画面で内容の確認や編集を行う
編集した場合には、左下の「予約設定」をクリックすることで内容が更新されます。
予約投稿の取り消し手順
予約済みの投稿を取り消したい場合は、以下の手順で行ってください。
- 確認・編集と同様に予約投稿の一覧を表示し、右上の編集ボタンをクリック
- 左側に現れるボックスにチェックを入れて取り消したい投稿を選び「削除」をクリック
※まとめてボックスにチェックを入れ、一度に削除することも可能です。 - 「未送信ポストを破棄」と確認が出るので「削除」をクリック
- 右上の完了ボタンをクリックして取り消し完了
X(旧Twitter)の予約投稿でできないこと
X(旧Twitter)の予約投稿で利用できないのは、以下のような機能です。
ツリー投稿
アカウントのタグ付け
投票機能付きの投稿
投稿への返信の制限
自分の投稿に自分で返信を付け、ツリー式に複数の投稿をまとめることをツリー投稿と言います。長文や4枚以上の画像を投稿したいときに使われるテクニックですが、予約投稿には自分で返信を付けることができないため利用できません。
また、投稿画像に他のアカウントをタグ付けできるのも通常投稿のみの機能です。そのほかアンケートのように使える投票機能や、投稿に対する返信者をフォロワーなどに制限する機能も、予約投稿では利用できないため覚えておきましょう。
X(旧Twitter)の予約投稿が失敗するときの原因
予約の設定にエラーが出たり、設定したものの思うように投稿できなかったりしたときは、以下のような原因がないかチェックしてください。
予約指定できる日時ではない
予約投稿の数が限度に達している
スマホやPCの時刻がずれている
12時間表記で予約時間を設定している
予約日時が18か月以上先であったり、予約数が64件を越える場合は設定できません。設定時にエラーが出る場合は、指定した日時や予約件数を確認してみましょう。
設定はできているのに予約したはずの日時に投稿されない場合は、スマホやPCの時刻設定がずれていたり、24時間表記のところを12時間表記で予約していたりしないかどうか確認しましょう。
いずれも当てはまらない場合は、X(旧Twitter)のシステムエラーの可能性もあります。時間を置いてから再度予約投稿を試してみてください。
X(旧Twitter)の予約投稿を使うメリット
X(旧Twitter)の予約投稿を使うことで得られるメリットを知れば、より効果的に活用できるでしょう。主なメリットには以下のようなものがあります。
運用を効率化できる
フォロワーがアクティブな時間帯に投稿できる
事前のチェックで投稿ミスを防げる
運用を効率化できる
X(旧Twitter)の発信を続けたいものの、定期的に時間を確保することが難しいという方もいるでしょう。その点、予約投稿なら都合のよいときにまとめて投稿を作成できます。
イベントやキャンペーンなどあらかじめ決まった日程と内容で発信したい場合にも、予約投稿を使えばタイミングを押さえた投稿が可能です。
フォロワーがアクティブな時間帯に投稿できる
X(旧Twitter)は投稿する時間帯が大切だと言われています。フォロワーがX(旧Twitter)を利用しやすい時間帯に投稿することで、発信内容が多くの人の目に触れるからです。
しかしフォロワーがアクティブな時間帯は早朝や夜遅い時間が多いため、業務時間外で投稿できないかもしれません。また、忙しくしているうちにいつのまにか投稿したい時間を過ぎてしまうこともあるでしょう。
予約投稿なら発信したい時間帯を狙って確実に投稿できるので便利です。
事前のチェックで投稿ミスを防げる
予約投稿では投稿を事前にチェックできるため、投稿ミスを防げます。すぐに投稿する場合は、投稿してから誤字脱字に気づくこともあるかもしれません。しかし予約投稿を利用すれば、投稿までにタイムラグがあるため見直しが可能です。
また、ただ見直すだけでなくダブルチェックやトリプルチェックのタイミングを決めておけば、漏れずに確認できておすすめです。例えば以下のようにしてみましょう。
投稿を入力したら予約投稿前にチェック
予約設定後にもう一度内容を開いてチェック
投稿の日程が近づいたら最終チェック
誤字脱字だけでなく適切な内容かどうか、また時間の経過とともに内容に変更の必要性が生じていないかもチェックできるとよいでしょう。
X(旧Twitter)の予約投稿を使うデメリットと注意点
X(旧Twitter)の予約投稿にはデメリットや注意点もありますので、活用前にあらかじめ確認しておきましょう。
予約投稿はアプリでは利用できない
スマホのアプリから予約投稿できないことはデメリットの一つです。普段、iPhoneやAndroidのアプリからX(旧Twitter)を利用している人にとっては、わざわざブラウザから開いて予約投稿することに不便さを感じるでしょう。
どうしてもブラウザが使いづらい場合は、外部管理ツールを活用するのがおすすめです。外部管理ツールの種類はさまざまで、アプリで利用できるものもあります。自分の使いやすいツールを試してみましょう。
返信の遅れなどから予約投稿だとバレる可能性がある
「予約投稿したことがバレるのではないか」と気になる人もいるのではないでしょうか。確かに予約投稿は絶対にバレないとは言えません。普段は投稿に対するコメントに素早く返信している人がなかなか反応しなかった場合は、もしかして予約投稿なのではと疑われることもあるでしょう。
また予約から時間が経つことで、投稿内容が噛み合わなくなっていることもあります。ずれた内容で投稿してしまったがために予約投稿だとバレることもありますので、投稿日か前日に一度はチェックするタイミングを設けるとよいでしょう。
X(旧Twitter)の予約投稿を活用して運用を効率化しよう
X(旧Twitter)の予約投稿を活用することで、効率的かつ安定した情報発信が可能になります。今回の記事を参考に、X(旧Twitter)での運用に取り入れてみましょう。
また、X(旧Twitter)の運用ではプロフィールの最適化も重要です。プロフィールが充実していれば、アカウント訪問者のフォロー率が上がり、新規フォロワーの獲得にもつながるでしょう。見栄えのよいプロフィールを作成するなら、リンクまとめサービスの利用も検討してみてください。
リンクまとめサービス「VLINK」を使えば
複数のリンクを1つのページにまとめてプロフィールに貼り付けられる
シンプルで見栄えのよいプロフィールリンクを作成できる
ユーザーをスムーズにリンク先へ誘導できる
VLINKをX(旧Twitter)に活用し、フォロワーにとってわかりやすく充実したプロフィールでコンテンツをアピールしましょう。
インフルエンサーマーケティングに役立つ情報を掲載するメディア『VLINK MAG』の編集部です。