X（旧Twitter）の伸びる時間はいつ？バズを狙うコツについても解説

「X（旧Twitter）で投稿を続けているのに、なかなかリポストやいいねが伸びない……」そんな経験はありませんか？投稿が伸びない原因は「投稿時間」にあるかもしれません。

この記事では、Xで伸びるとされている投稿時間帯や、バズを狙うためのテクニックを詳しく解説します。フォロワー数の増加やエンゲージメント率の向上を目指す方は、ぜひ最後までご覧ください。

X（旧Twitter）運用で投稿時間を見極めるべき理由

Xは、投稿時間によってエンゲージメント率が大きく変動するプラットフォームです。

例えば平日のランチタイムには多くのユーザーがタイムラインをチェックしており、この時間帯の投稿は比較的高いエンゲージメントを獲得しやすいことが分かっています。逆に深夜帯の投稿はアクティブユーザーが少ないため、反応が少なくなることが一般的です。

たとえ同じ投稿であっても投稿時間によってエンゲージメントが大きく異なることから、より効率的に高いエンゲージメントを獲得するには投稿時間を見極めることが重要となるのです。

X（旧Twitter）でポストが伸びると言われる時間

Xでポストが伸びる時間と言われる時間帯は、次の4つです。

7時～8時（通学・通勤時間帯）
12時～13時（昼休憩・昼食の時間帯）
15時～17時（学生の放課後）
20時～22時（ゴールデンタイム）

最適な投稿時間帯はターゲット層によって異なりますので、狙いたいターゲットに合わせて時間帯を選びましょう。

7時～8時｜通学・通勤時間帯

朝の7時～8時は、1日の情報収集が行われる時間帯です。多くのユーザーが電車やバスでの移動時間を活用して、その日の最新ニュースやトレンド情報をチェックしています。

特にビジネス関連の情報やニュース速報、天気情報などの実用的なコンテンツへの反応が高くなります。また朝は比較的投稿数が少ないため、タイムライン上で埋もれにくい点がメリットです。

12時～13時｜昼休憩・昼食の時間帯

12時～13時は、多くのユーザーが昼休憩のなかでゆっくりとタイムラインをチェックする時間です。そのためエンターテインメント性の高いコンテンツや軽めの話題が反応を得やすいとされています。

また、この時間帯は会社員や学生、主婦など、幅広い層のユーザーが同時にアクティブになるため、様々な層にアプローチできる点がメリットといえます。

15時～17時｜学生の放課後

15時～17時の時間帯は、10代から20代前半の若年層ユーザーが活発に活動する時間帯です。学校が終わった学生たちが、帰宅途中やアルバイト前の空き時間を利用してXを閲覧します。

投稿内容としては、若年層の興味関心に沿った話題や、トレンド性の高いコンテンツが効果的です。また、この時間帯は比較的投稿数が多いため、ハッシュタグを効果的に活用することで多くのユーザーへのリーチが期待できます。

20時～22時｜ゴールデンタイム

20時から22時は、1日の中で最もアクティブユーザーが多い「ゴールデンタイム」と呼ばれる時間帯です。仕事や学校、家事が終わり、家でくつろぐユーザーが多くなるため、全年齢層を通じて高いエンゲージメント率が期待できます。

比較的ゆっくりとした時間の中でコンテンツを消費するため、長めの文章や、じっくりと読み込む必要のある情報でも十分な反応を得られる可能性が高いでしょう。またテレビやラジオ番組の実況など、リアルタイムのコミュニケーションも活発になります。

X（旧Twitter）のポストと曜日の関係性

Xにおいて投稿のパフォーマンスを最大化するためには、時間帯だけでなく曜日による違いも把握しておきましょう。以下では、平日と休日それぞれの特徴について解説していきます。

平日は曜日の違いはほとんどない

平日のユーザー行動パターンには、月曜日から金曜日まで大きな違いは見られません。多くのユーザーが学校や仕事などの関係で活動がルーティン化しており、曜日に関係なく安定したエンゲージメント率を期待できます。

そのため投稿時間を考える際は、曜日の違いよりも、1日の中での時間帯（朝・昼・夜）に注目する方が効果的です。

休日は1日を通してエンゲージメント率の変動が少ない

休日は平日のような時間的制約が少ないため、1日を通してエンゲージメント率の変動が少なくなります。早起きして活動的に過ごすユーザーもいれば、ゆっくりと休息を取るユーザーもおり、アクセスのタイミングが分散されることが要因です。

そのため平日のように特定の時間帯で爆発的なエンゲージメント率が記録されるというよりも、緩やかなエンゲージメント率が継続するような傾向が見られます。特に日曜日は全体的なエンゲージメント率が低めであることから、重要な告知や拡散を期待する投稿は平日や土曜日に行うことをおすすめします。

X（旧Twitter）で伸びる時間に投稿してバズを狙うコツ

ここからは、Xにおける効果的な投稿時間の選び方と、それを活用したバズを狙うための具体的な方法について解説します。

まずはゴールデンタイムを狙う

20時から22時のゴールデンタイムは、1日の中で最もアクティブユーザーが多い時間帯です。どの曜日でも安定して高いエンゲージメント率を維持していることから、まずはゴールデンタイムを狙って投稿を行うことをおすすめします。

ただし、ゴールデンタイムには投稿数も多くなるため、タイムラインの流れが速くなり、投稿が埋もれやすくなるというデメリットも。そのため、この時間帯に投稿する際は通常以上にユーザーの興味を引く工夫をしましょう。

具体的には、画像や動画を効果的に活用したり、その日のトレンドと関連付けた投稿を行ったりといった工夫が効果的です。また、ユーザーの感情的な反応も得やすい時間帯のため、共感を呼ぶような内容の投稿もゴールデンタイムに行うと良いでしょう。

フォロワーの属性を分析して時間を調整する

投稿時間の最適化には、自身のフォロワーの属性を正確に把握することが重要です。

例えばビジネスパーソンをターゲットとする場合、仕事で忙しい平日昼間を避け、朝の通勤時間帯や夜間に投稿を行うことが効果的です。一方、主婦層をターゲットとする場合は、昼間の時間帯の方が閲覧される可能性が高くなります。

自身のフォロワー属性を分析したいときは、Xのアナリティクスを活用しましょう。Xのアナリティクスでは、フォロワーの年齢層、性別、興味関心、居住地や言語などの属性情報を詳細に分析できます。アナリティクスは、以下の手順でアクセス可能です。

PCのブラウザからXにログインする
サイドバーの「プレミアム」をクリック
メニュー内の「アナリティクス」を選択

なお、Xのアナリティクスは有料プラン「Xプレミアム」以上の加入者限定の機能となっています。月額980円（税込）から登録できますので、詳細な分析を行いたい方は登録を検討しましょう。

Xのアナリティクスについて、詳しくは下記の記事でも解説しています。

予約投稿を活用する

最適な投稿時間帯を見つけても、その時間に投稿ができなければ意味がありません。そこで最適な投稿時間を確実に押さえるために、予約投稿機能を活用しましょう。

Xの予約投稿はブラウザ版のみで利用可能です。以下の手順で設定できます。

ブラウザでXにログインする
通常の投稿と同様に、テキストや画像を入力する
投稿画面下部のカレンダーアイコンをクリックし、投稿したい日付と時刻を選択
内容を確認し、「予約設定」ボタンをクリックして完了

予約投稿は最大64件まで設定可能で、18ヶ月先までの日時が選択できます。なおアンケート機能を使ったポストやツリー投稿、タグ付けは予約投稿できませんので、これらの投稿は手動で行いましょう。

セルフリポストを活用する

セルフリポストとは、自身の過去の投稿を自分でリポストすることです。セルフリポストを行うことで、異なる時間帯のユーザーに同じ投稿を届けることができます。平日と休日で異なる時間帯に投稿すれば、より幅広いユーザー層への露出も期待できるでしょう。

セルフリポストで効果が出やすいのは、過去にバズった投稿です。一度注目を集めた投稿を再度リポストすることで、新たなユーザー層にリーチできる可能性が高まります。

ただし、セルフリポストを行う際は適切な間隔を空けることが重要です。同じ投稿を短時間で繰り返しリポストすると、フォロワーに煩わしさを感じさせてしまいます。同じ投稿のセルフリポストは2～3回程度に留めるようにしましょう。

投稿頻度を高める

ベストな投稿時間帯を見計らっても、投稿頻度が少なければフォロワー数やエンゲージメント率は伸びにくくなります。最低でも1日1回、可能ならば3回程度の投稿を継続することをおすすめします。

ただし、単に投稿回数を増やすだけでは効果は限定的です。それぞれの投稿に価値のある情報や興味を引く要素を含めることを意識しましょう。

X（旧Twitter）で伸びる時間を見極めよう

Xでの投稿を効果的に拡散させるためには、最適な投稿時間帯を把握し、ユーザーの行動パターンに合わせた投稿戦略を立てることが重要となります。今回紹介した時間帯を参考に、投稿を最適化していきましょう。

なおXでアカウントを成長させるには、時間帯を意識した投稿に加えてプロフィールページの最適化も重要です。特にInstagram、TikTok、YouTubeなど複数のSNSを運用している方は、リンクまとめサービスを使うことで、フォロワーに自身の活動内容やおすすめ商品をより分かりやすく伝えることができるでしょう。

リンクまとめサービスには様々なサービスがありますが、おすすめは「VLINK（ブイリンク）」です。

VLINKを使えば